Better Days!

面白い本や映画・美味しいもの・週末は競馬予想も。

スタート

こんにちは。くろくまです。

 

 今日からブログをスタート。タイトルは『Better Days!』。

 大好きなブルース・スプリングスティーンの曲からいただきました。

 すっごく前向きな感じがするし。


Bruce Springsteen - Better Days

 

 

 

テーマは、ごはんモノ・本・映画など、『お、いいじゃん』って思ったものを

 紹介していく感じ。昔からのお気に入りも出したいかな。てか、そればっかりかも。

 

 

本を読んだり映画を見たりすると、

 自分が感じた想いと同じように誰かも感じてるのかなって、

 けっこういろんなレビューを見てしまう。

 

『ああ、やっぱり皆そう思うよね~。』ってウンウンうなずくとき、

 

『ええ!こんな風に感じたの俺だけ?』って愕然としちゃうとき。

 

このブログにも、そんな側面を持たせたいなって思ってます。

 ぜひ読んでやってくださいな。

 

 

 

ということで、初回は書評から。

 

占星術殺人事件 島田荘司

 

 

自分にとって、本を読む原点となった小説。あ、基本僕はミステリが多いです。

 

中2くらいだったかな。

クラスの友達に薦められて、しぶしぶ読み始めた記憶が残ってる。

 

というのもこの本、読み始めがちょっと『???』って、てこずるんですよね~。

ま、作中の人物も

 

『これ何だい?』

『電話帳を読まされたみたい』

 

ってな感じで感想を漏らすような、ある手記を冒頭で読む必要があるんです。

 

でも頑張ってそこを読み超えれば、あとはさすがの大傑作。

内容はもちろんここでは語らないけど、トリックが解明した時の衝撃は凄かった。

 

この本は今までいろんな知り合いに薦めたけど、

タイトルのヘンテコさと冒頭部分の読み辛さで、あまり読んではもらえない。

少し古いから今更って感じだけど、御手洗 潔(みたらい きよし)っていう

島田作品の代表キャラもここからスタートだから、ぜひ読んでもらいたい。

 

僕にとって原点って書いたけど、

ミステリ界でもこの本はある意味原点的な存在みたい。

新本格』っていうジャンルの礎のような作品で、後に続くいろんな作家さんたちに

影響を与えたようです。

 

僕の意見だけど、ミステリって、

読者を『ひっかけるよ~、だますよ~』みたいな読感(こんな単語あるかな?)が

出ちゃうと台無しな気がする。だから叙述トリックとかはあまり好みでない。

(読者が男だと思ってた人物が実は女だったとかのヤツ)

 

島田作品の面白いものには、それが無い。

とくにこの占星術殺人事件は、きちんと読者にトリックでぶつかっていて、

そのトリックが秀逸だからこそ、物語に変な伏線描写の混じりけが無い。

本作品を含め、島田荘司はそのあたりが際立って優れていると思う。

 

最後に、主役(謎解き役)の先述・御手洗 潔(みたらい きよし)は、

この後に続く作品で、少しずつ(というか大幅に)キャラ立ちしていきます。( ´艸`)

そういった意味でも、もし島田作品が未読だったら、

本作より読み始められることをお勧めいたしますよ。

 

くろくまでした。