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横道世之介~ 愛すべき普通の男の物語

 

こんにちは。くろくまです。

今日は小説の紹介です。映画化もされていますね。

 

横道世之介 吉田修一

横道世之介 (文春文庫)

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あらすじ~

 

主人公横道世之介は長崎から上京し、大学生活を始めます。

正直で裏表のない性格の世之介は、これといって他人より秀でたものが

あるわけではありませんが、だれからも愛される魅力を持っていました。

 

東京での生活で様々な人と出会い、時とともにその関係も移ろっていきますが、

人々が世之介を思い出すとき、なぜか出会えてよかったと思わせる

不思議な魅力がありました。

 

東京の生活に都会ずれしてしまう人々の中で、いつまでも素直な喜怒哀楽を保ち続ける

世之介。思い出したらいつも彼の笑顔が浮かんでくるのです・・・。

 

 

世之介の魅力~

 

世之介は普通の男です。田舎(長崎の海辺)から上京してきて、最初は右も左も

わからない、よくあるパターンの大学1年生です。

 

でも世之介の魅力の一つに、そこで背伸びをしない、身の丈に合ったままでいられる

性格があります。世之介と知り合う人たちは皆、その素直さに惹かれていきます。

素直というか、いろいろな物事に偏見無く向き合える心、でしょうか。

 

 

物語は、世之介を中心とした大学時代の話と、彼と出会った人たちの現在を描いた章が

交互に構成されています。

どんな人の生活にも明暗あると思いますが、世之介の大学時代の話は『明』、

各人の現在を書いた章はどちらかといえば『暗』、という感じです。

 

たしかに大人になると、嫌なことも増えてきますよね。

でも人生の中で、思い出すだけで幸せになれるようないい奴と出会えていたら、

その分は他人よりも幸せかな、と思えるかもしれません。

 

 

世之介と人びとの出会いやエピソードを読む中で、きっと一緒に心ほぐれるような

気持ちになれると思います。人間関係で嫌な思いをした時など、こんな本を手に取って

ゆっくり読書でもいかがでしょうか。そして映画もチェックされてみては・・・。

 

映画では高良健吾さん、吉高由里子さんが、原作のイメージ通りの良い演技で

面白いですよ。こちらもおススメです。是非ご覧ください。

 

くろくまでした。

 

hulu