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バロン~ テリー・ギリアムの傑作ファンタジー映画

 

こんにちは。くろくまです。

今日も暑かったですが、明日から涼しくなるようで、

もう夏も終わりですね。

 

夏の疲れは残っていませんか?

そんな時は読むもの観るもの、なるべくシンプルで面白いものが良いですよね。

今日はそんな映画を一本紹介します。

 

~バロン~

 

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あらすじ~

舞台は18世紀後半のドイツ。

トルコ軍に侵略されつつある街の劇場で、『ミュンヒハウゼン男爵の冒険』という

演目が上演されていた。ほらふき男爵(バロン)の物語である。

 

そこに本物のバロンを名乗る老人が現れ、この演劇は出まかせだと言い始める。

彼は自分の冒険譚を話し出し、なんと今トルコ軍が攻めてきているのは

自分に原因があるのだと主張し始めた。

 

彼には、快速の脚を持つバートフォールド、千里眼で射撃の名手アドルファス、

驚異的な肺活量で突風すら起こせるグスタヴァス、そして怪力大男アルブレヒトと、

4人の家来がいた。

 

事の成り行きはこうだった。

バロンは旅先のトルコで王様にワインを勧められたのだが、彼はそれよりももっと

おいしいワインがありますよ、と答えてしまう。

怒った王は、それならば飲ませてみろとバロンに命じ、

バロンもまた『1時間でウィーンから取り寄せて飲ませてあげる』と無茶な賭けを

してしまった。

 

失敗すれば斬首、成功すれば褒美をもらえるその賭けに、快速バートフォールドを

使って何とか成功したバロン。褒美の宝物は、『一人で持てるだけ』の約束だったが、

怪力アルブレヒトが城の宝物庫からすべてを運び去ってしまった。

 

これが今続いている戦争の原因なのだとバロンは主張する。

だがそんな演説の中、劇場は砲撃に遭いバロンも負傷してしまう。

一座の娘サリーに助けられたバロンは、トルコ軍への反撃を決意する。

 

バロンはかつての家来たちを探しに旅に出るのだが、そこにはこっそりサリーも

くっついてきてしまった・・・。

 

 

テリー・ギリアムの不思議な世界~

あらすじを読んでも『ん?』て感じかもしれませんが、ストーリー的には

割とシンプルです。

ただ、演出というか、ところどころ『どうしてこうつながるの?』と感じる部分は

あります。そこが独特のファンタジーな世界観なのでしょうが。

 

あらすじとしては、かつての家来たちを再び集める様子が

冒険ファンタジーとして構成されていきます。月に行ったり、火山に落ちたり

巨大魚の体内に入ったり。こういうのって邦画では絶対できないジャンルですよね。

舞台設定と日本人が合わない。('ω')

 

家来たちには徐々に会えていくのですが、みな長い時間を経て、かつての能力は

無くしてしまったかのように老け込んでいます。

バロン自身もおじいちゃんですから、とてもこれから戦いに挑む集団には見えません。

 

でもクライマックスでは各人がその能力を発揮するのですが、それが面白いです。

 

一個スゴイ笑えたのが、快速バートフォールドが弾丸を止めようと、弾と同じ速さで

走りながらつかもうとするのですが、熱くてさわれないんです。

アチッアチッと、走りながらどうしてもさわれないから、ギリギリのところで

近くにあった鎧でもって、弾の軌道をずらす。思わず寝ころんだバートフォールドに

向かって、バロンが

 

『お前もちっとは働け!』

 

・・・早すぎて働きが見えないんですね。(笑)

 

 

ファンタジーといっても、少しエロスがあったりブラックな部分があったり、

残酷な要素も入った作品です。子供向けではなく、大人が楽しめる映画だと思います。

 

ロビン・ウィリアムスユマ・サーマンなんかも出てきます。

サリー役の子役も可愛いですよ。おススメです。

くろくまでした。