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県庁おもてなし課~ お役所体質からの脱却を描いた観光エンタメ小説

こんにちは。くろくまです。

 

はてなブログを始めていろいろなブログを読むようになって、

こんなにたくさんの、多ジャンルのブログがあることを初めて知りました。

 

専門性の高い、ニッチなジャンルのブログも自分に合えば面白いものですが、

どうやら僕は、雑記的なほのぼのブログを読むのが好きみたいです。

イラストやオリジナルの漫画で書かれたブログも好きですね~。('ω')

 

少しずつ見習えるところは真似してみたいと思います。

 

さて今日は小説の紹介です。映画化もされている作品になります。

 

県庁おもてなし課 有川浩

 

県庁おもてなし課 (角川文庫)

県庁おもてなし課 (角川文庫)

 

 

あらすじ~

 

高知県庁に新しく発足した『おもてなし課』。入庁3年目の掛水史貴は

県出身者の有名人たちに観光特使の協力を仰ごうとするも、自分たちがあまりに

民間とかけ離れたお役所体質であったことを痛感させられる。

 

人気作家、吉門喬介のアドバイスで、掛水はかつて県庁に在籍していた清遠和政に

協力を依頼する。清遠は二十数年前に『パンダを高知に誘致する』案を県庁内で

力説していた人物。だがその強硬な提案は、お役所体質の上層部に嫌悪されてしまい、

結果として清遠は県庁を追いやられることになってしまった。

 

清遠は掛水の要請に対し、ビジネスはビジネスと割り切って請け負ってくれたが、

清遠の娘は、かつて父を追い出した県庁の人間である掛水を拒絶する。

 

吉門からの再三の指摘もあって、自分たちの『ずれ』にいち早く気付いた掛水。

自分たちに足りない民間感覚や観光の魅力を見つけ出す感覚、それをサポートして

もらうために、県庁にアルバイトで来ていた明神多紀を、臨時職員として

スタッフに加えた。

 

おもてなし課の成功のためには、身内の体質改善と強力なアドバイザーが必要であり、

掛水は奮闘する。不器用ながらも仕事にまい進する掛水に、多紀や吉門、清遠ら

周りの人たちも絡み合って・・・・。

 

 

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有川浩さん、面白い作品をたくさん書いてますよね。

三匹のおっさんシリーズとか、フリーター、家を買うとか、阪急電車とか。

読みやすい内容と文章なので、幅広い読者層に好まれているのだと思います。

 

この作品では、県庁のお役所体質と民間の意識格差が、前半のいたるところに

上手に描かれています。とくに、観光特使の名刺の問題の部分は、県庁の掛水側の

視点で読み進めているところに、民間の吉門からダメ出しをされるので、

思わず掛水と一緒になって、『なるほど。たしかに。』と頷いてしまいます。('ω')

 

 

また、主人公掛水と多紀の間にも恋心が芽生えてきて、これは男性目線で見ると

かなりうらやましい。映画では多紀は堀北真希ちゃんですからね。( ゚Д゚)

自分の直属の部下、というかサポート役に堀北真希ちゃんが来たら、

そりゃうらやましいでしょ。

 

 

その映画ですが、主人公掛水を錦戸亮さんが演じています。僕は錦戸さんは

かなり演技が上手いと思います。この作品でも、少し気弱で鈍感だけど、

素直で気遣いのできる好青年、というイメージを上手に表現されていました。

堀北真希ちゃんが惚れるのも無理ない。(映画の中で、ですよ)

 

 

あ~、でも清遠役が船越英一郎さんなんですよね~。

けっこう豪快な人の役なんです。土佐のいごっそう、っていうんですかね。

今映画を観ちゃうと、ちょっと現状との対比が・・・・・。

素直に演技を見れないかも。( ;∀;)

 

 

それは冗談として、小説も面白いですし、映画が小説のイメージを壊さない、

良いタイプの映画化作品です。未読未見の方はぜひご覧ください。おススメです。

くろくまでした。

 

 

hulu